こんにちは!元気、のんき、陽気なママブロガーゆうちきです。
出産レポ最後です!
これまでのレポはこちらから。
【出産レポ一覧】
- おしるしと前駆陣痛1日目〜恐ろしき前駆陣痛との戦い幕開け
- 前駆陣痛2日目~行きはタクシー帰りは歩きの病院往復
- 病院から帰される恐怖と雨の散歩とたいやき
- 尿漏れ!?破水!?そして雄叫びと共に飛び出る頭
- 出産直後〜分娩台での待機2時間
- 出産直後~翌日
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これはまさかロングブレスダイエット効果・・・?
入院が決まって待機室と言われるベットが4台ほど置いてあるスペースに案内されました。
ナースステーションの隣で、かつ分娩台のある処置室とも隣接している部屋です。
ここで決戦の時まで陣痛を進めるべく戦います。
出産用のローブ?の様な服に着替えて、陣痛を測る機械をつけてもらって、「何かあったら呼んでくださいねー」と看護師さんたちはナースステーションへ。
待機室では自分とパパさんだけでまた陣痛と戦います。
陣痛を逃すようの揺れるイス(陣痛緩和チェア)やテニスボールもあって自由に使えるようになってました。
上の画像探していて初めて知ったのですが、陣痛緩和チェアって売ってるんですね・・・お値段もすごい。
揺れるイスには座ってみたけど、どのタイミングで揺れたらいいのか?がよくわからなくて、あまり痛みが緩和されなかったのですぐ辞めました・・・
まずは横向きの体制で過ごして、痛みのピークが来た時には手を上げてパパさんに背中をさすってもらうスタイル。
痛みのピークが来るまではパパさんは小説を読みながら、わりと落ち着いて過ごしていました。
痛みを逃がす時はひたすら息をなが~く吐く! 唇も突き出して、ほっぺに息をいっぱい溜めて、ひたすら吐く!
パパさん曰く、ほっぺと鼻と口がすべて同じ高さになってすごいことになってたとのことです・・・
なぜそんな顔の写真を撮って置かなかったのか、自分でも見たかった。
もう陣痛の時にしか見れない顔な気がします笑
ひたすら息を吐いていると、どんどん汗が出てきます。 もちろん身体全体に力が入っているからだと思いますが、これは「ロングブレスダイエット」と同様のことになってるのでは!?と思いました。
そして、「きっとロングブレスダイエットは効果があるだろうな、こんなに汗が出るんだから」と冷静に考える。
とにかく息を長く出していて汗がすごかったので水分補給がかなり必要でした。
その時に便利だったのがペットボトルにつけるタイプのストローです!(フタ付きが特にオススメ)
紙パックだと力んで紙パックぐしゃっとしてしまうだろうし、ペットボトルが飲みやすかったです。
わたしは入院前にこのストローを準備していなかったので病院の売店で買って、かなり高い値段出してしまいました・・・
皆さんぜひ入院前の準備をオススメします。
楽な体制だけではダメ・・・傷みに耐えて陣痛を進めるのだ!
待機室に入って2時間ほど経ってからかな?今まで貸し切りだった待機室にもう一組の夫婦が入室しました。
今まで自分のペースだけだったけど、隣の人の陣痛の様子もカーテン越しに伝わってくるように。
入室したのは自分のほうが早いけど、声の感じからなんとなく隣の人のほうが進みが早いようでした。
こればっかりはしょうがないのに何故か焦る・・・
レポとかでみる「いきみたいのにいきんじゃいけない」っていう感覚も全くないし、とにかく同じような痛みが定期的に来ている感じでこれはちゃんと陣痛進んでるのかな?と不安になりました。
そんなところに調度良く看護師さんが様子を見に来てくれて、子宮口の様子を見てみるとあまり進んでいないよう。
痛みは仰向けと横向きだとどっちが強いか聞かれました。家にいる時からですが、仰向けの方が格段に痛みが強いと伝えると、そのまま仰向きで過ごしてみて!と・・・
先生にも股グリグリの診察をしてもらったところ、「あまり子宮口は開いてないけど頭は下がってきているね。このまま(子宮口開かないまま)頭が下がってきたら帝王切開ね」とサラッと言われて「え?帝王切開ってそんなあっさり言われるの!?」と恐怖にガクブル。
帝王切開って手術費もかかるし、絶対避けたいと思ってたのに赤ちゃんの様子ではそうも言ってられないんだなと打ちひしがれ・・・
そうこうしているうちにお隣さんは分娩台へと行ってしまわれ、ますます不安は募りました。
ぎゃ、尿漏れ!?これはなんとも恥ずかしい・・・と思いきや
仰向けで陣痛の波が来ると腰を強く押されるような感覚で、ベッドの両脇の柵を掴んでとにかく耐える!という感じ。
もうこの頃になると痛みが来たら手を挙げるとかは無理で、背中をさすってもらっていたかも覚えていません笑
この「一番陣痛がキツイ姿勢で耐える」というのでだいぶ陣痛が進んだようで、次にベッドに座る姿勢を看護師さんに進められました。
これは痛みもそれほど強くないし(もうわけわからなくなってただけかもしれない)、お腹に力が入るのでいい感じでした。
そこでグッと力を入れた瞬間、なんとも言えない開放感と股から何かが流れる感覚が・・・
え!?やばい、力入れすぎて漏れちゃった!? と思って、慌てて看護師さんを呼ぶと「これは破水かもしれないよ〜」と何やらリトマス紙の様なもので水分をチェックして、羊水ということがわかりました。
でもあまりに感覚が似すぎていて、絶対もらしたと思った。
突然来たフリーフォール級の感覚
破水後はまた仰向けの体勢で、なんとなく意識してお腹に力を入れて「出てこーい出てこーい」と念を入れてました。
破水したってことはいよいよだろうと思ったので、いきんではないけどお腹には力を入れているというか・・・
そしたら今まではお腹の中が痛いという感じだったのに、突然おしりの穴が裂けるようなまったくレベルの違う痛みがきて、突発的に
「ぎゃーーーーー!」
と叫んでしまいました。
この声に驚いて隣のナースステーションから看護師さんと助産師さんがゾロゾロ。この間も叫び続けるわたし。
診てもらうと、なんと頭が出ているそうで・・・!
「このままだとここで生まれちゃうから、分娩台まで歩いて!」と言われるも、
「無理ですー!痛いー!」
とても歩けるとは思えず、とりあえず叫びまくってました。
助産師さんに「声出してると赤ちゃんも苦しいから、声我慢してお腹に力入れて歩いて!」とちょっと怒られて、ほぼ引きずられるようにして分娩台へ。
さらに分娩台に「自力で上がって」と言われるも、分娩台は高さが結構あるんです。
ダイニングテーブルくらいの高さはありました。
足元にささやかな台があるけど、これでよじ登れと・・・?
普段なら上がれる高さだけど、いま陣痛来てるよ!頭出てるよ!と半狂乱になりながらよじ登り、さらに横になるのも難しく、肩から受け身のような体制でドスっと倒れました。
分娩台に倒れた次の陣痛の波で、いきむとか考える間もなく
「ぎゃー!痛いー!」
と叫ぶと「赤ちゃん生まれたよー」という助産師さんの声。
先生はギリギリ取り上げに間に合うか間に合わないかで分娩台に来たようです(先に分娩室に入ったお母さんがまだ出産中だった)。
え?今ので生まれたの?と混乱しているうちに赤ちゃんは連れて行かれ、「ごめんね、隣まだだから、後で縫うから!」と言われ先生も隣の分娩台へ。
休日の夜間だったので、当直の先生が一人しかいなかったんですね・・・
赤ちゃんを産んだ状態のまま、赤ちゃんの顔をちゃんと見ることもなく、股も裂けたまま20分ほどボーッとしてました。
そういえば会陰切開もしたはずなのですが、どこのタイミングでしたのか全く記憶にありません。たぶん分娩台に上がってすぐかな・・・?待機室ではそれどころじゃなかったはずなので。
さてわたしが放置されている頃、立会するはずだったパパさんは自分の子どもが生まれたとも知らず、待合室をうろうろしてたそうです(我が子の産声は先に入ったお母さんが産んだんだと思ってたそう)。
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とりあえず、出産レポ生まれたところまで行きました!
あとで忘れてしまいそうなので記録のためにと思って書いた記事ですが、予想外にたくさんの方に読んでもらえて嬉しかったです。
息子が大きくなったら、どうやって生まれたのか、この記事を見ながら話したいと思います。
続き↓
