つみたてNISAを売却して奨学金を完済した理由。投資の出口戦略と私の選択
「本当は、ずっと見ないふりをしていました。」
奨学金の残高。
毎月きちんと返しているし、滞納しているわけでもない。
でも、家計を考えるたび、将来の話をするとき、
いつもどこかで引っかかっていた「借金」という事実。
一方で、つみたてNISAの評価額は順調に伸びていました。
2022年に月2,000円から始めた積立NISAは、4年弱で50万円を超え、含み益は約35%。
「長期投資が正解」「売るのはもったいない」
そんな言葉も、頭ではよく分かっていました。
それでも私は、すべてを売却することを選びました。
理由はただ一つ。
奨学金を、ここで終わらせたかったから。
この記事では、マネーリテラシーが高かったわけでも、強い意志があったわけでもない私が、なぜ投資を始め、なぜ「今」利益確定という選択をしたのか。
そしてそれが「投資をやめた」という話ではない理由を、正直に書いていきます。
もしあなたが、
「借金があるのに投資を続けていていいのか」
「NISAはいつ売るのが正解なのか」
そんなモヤモヤを抱えているなら、この判断プロセスはきっと参考になるはずです。
投資初心者だった私が「月2,000円」からつみたてNISAを始めた理由
2022年2月、私は積立NISAを2000円から始めた。
お金のことは、正直よくわからなかった。 でも「NISAはやったほうがいい」「やらないと損」という空気だけは、やたらと流れてきていた。
大きな金額を毎月払い続ける自信はなかった。 それでも、何もしないままでいるのも落ち着かなくて、とりあえず知るため2000円から積み立てることにした。
楽天証券を選んだのは「ポイント投資」の安心感
楽天証券で口座を作った。 ポイントも積立に使えるというのが、お試し感覚で始めるにはちょうどよかった。
買ったのは、よく名前を聞く定番の投資信託。 銘柄の中身をちゃんと理解していたかと言われたら、たぶん理解していない。 それでも、「NISAがどういうものかを体験する」には十分だった。
投資への恐怖心が消え、積立額を1万円・2万円と増やした過程
2年近く、2000円の積立を続けた。 大きく増えることもなければ、大きく減ることもない。
その中で、「投資=怖いもの」という感覚は、少しずつ薄れていった。
そこで、積立額を1万円に増やした。 夫から預かっている生活費と、自分のおこづかいの中から固定で1万円。 これがどうなっていくのか、正直まったく想像はつかなかった。
放置するのが鉄則?評価額をあえて見ない日々
そこからさらに1年以上、1万円で積立を続けた。 評価額は、ほとんど見なかった。
増えても減っても、とにかく放置するのが鉄則だと何かで見たから。
ここ半年は、積立額を2万円に増やした。 生活の中に、投資が「特別なもの」ではなく溶け込んでいった感覚があった。
運用資産50万円、利益35%で直面した「出口戦略」
2026年。 評価損益を含めて、積立NISAの残高は50万円を超えていた。 利益は約35%。
「投資は長期でやって、複利の力を使うもの」 それは本で読んで知っていた知識だった。
数字を見たときに浮かんだのは「奨学金を返したい」という本音
でも、画面に映る50万円を見たとき、別の考えが浮かんだ。 このお金があれば、奨学金が返せる。
マネーリテラシーが低かったからこそ、遠回りして気づけたこと
積立NISAを始めた当時の私は、 「奨学金がある状態で投資をしていいのか?」 そんな基本的な判断すらできないマネーリテラシーだった。
でも、わからないなりに始めてみた。 続けてみた。
その結果として、奨学金を完済できそうなところまで来た。 たぶん、遠回りだったかもしれない。 でも、何もしなかったら、ここには来ていない。
【結論】私がNISAを売却して奨学金完済を選んだ理由
せっかく積み立ててきたけれど、私は積立NISAを売却することにした。
投資をやめるわけではない。 ただ、順番を入れ替える。 奨学金を返して、また0から始めようと思う。
これは「投資をやめた話」ではない、人生の優先順位を整えるステップ
これは、「投資をやめた話」ではない。 わからないなりに始めて、 自分の人生に合う選択をした、という話だと思っている。
この判断が正解かどうかは、正直わからない。 でも、今の自分には納得できる選択だった。
まとめ:納得できるお金の使い方が、私にとっての正解
資産運用の正解は、数字上の利益だけではありません。「今の自分にとって、何が一番心が軽くなる選択か」を考えることも、立派な運用の一部だと感じています。
わからないなりに2,000円から始めたあの一歩が、数年後の自分に「奨学金完済」という大きな安心をプレゼントしてくれました。
投資を一度お休みして、身軽になってからまた始める。
そんな風に、自分の人生のペースに合わせてお金と付き合っていくことが、
私にとっての心地いい正解でした。
もし、「世の中の正解」と「自分の本音」の間で揺れているのなら、
まずは自分自身が一番納得できる形を探してみてください。
奨学金についての本音を書いた記事はこちらです。
実際の借入額、返済額、親への本音などをを書いてます。。
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