「白湯が美容やダイエットに良いとは言うけど、どうやって飲んだら良いの?」
産後ダイエットを初めて1年以上経過しましたが、白湯の飲み方がいまだによくわかっていませんでした。
なんとなくダイエットに効果があるということは意識していて、毎朝電気ケトルで沸かしたものを飲んでたんですが・・・
なんとわたしが飲んでいたのは、ただのお湯でした!
お湯と白湯が別物だと、皆さんご存知でいたか⁉(わたしは知らなかった)
ということで、白湯について徹底的に調べました。
白湯を飲んでいる方は多いと思いますが、わたしのようになんとなく飲んでいる方、より効果的な方法で白湯をダイエットに取り入れたい方はぜひ読んでみてください。
こんなこと書いてます
白湯とはそもそもどういうもの?
白湯とは「純粋な水を10〜15分沸かして、50〜60度くらいまで冷ましたもの」です。
ただ温かいだけだとお湯なんですね!
白湯が身体にいいとされる起源は、インド伝統医学アーユルヴェーダからと言われています。
アーユルヴェーダでは人間の身体は「水」「火」「風」の要素から出来ている。白湯は「水」を「火」で沸かして、フツフツと「風」を入れるバランスの取れた飲み物だから、身体を整えるとされています。
白湯とお湯の違いは、火で沸かしてフツフツと沸騰を続けるというところにあるんですね。
白湯の効果
では白湯には実際どんな効果があるのか?知りたいのはそこです!
白湯の基本的な効果は
- 身体が温まる
- 胃腸の機能が上がる
という点があります。
ダイエット効果
白湯を飲むことでダイエットに良いと言われる効果はこの通り✨
- 便秘解消
- 冷えの解消
- 代謝が上がって消費カロリーが増える
- 体内バランスが整うことによって食べ過ぎ解消
白湯を飲むことによって胃腸の調子が整うので便秘が解消される!
これが一番ダイエットに影響がある部分ですね。
また冷えが解消されることによってむくみが取れ、見た目的にも身体がスッキリします!
冷えはダイエットの大敵ですからね・・・
また朝一番に白湯を飲むことで代謝が上がって、1日の消費カロリーが増えるという効果もあります。
美容効果
- からだの冷えが取れることで顔色がよくなる
- 胃腸の調子が整うことで肌の調子もよくなる
腸は肌に大きな影響がありますが、その胃腸の調子が整うことで美肌が叶うんです。
健康効果
白湯を飲むことで身体が温まることで起こるのはダイエット、美容効果だけではありません!
身体が温まることで免疫力を高める、内臓が温まることで老廃物も代謝しやすくなる
↓
病気になりにくくなる
ということなんですね〜。
- 風邪予防
- 疲れづらくなる
- 胃もたれ
- 貧血
- 日中の眠気
- 口臭
- アレルギー性鼻炎
- 肩・首こり
- 頭痛
などなど、全身の不調に対しても白湯は効果があります。
その理由として、これらの不調の主な原因は、消化不良と体温が低いことによる胃腸機能の低下にあるからです。
白湯で体調が良くなるのは、血流を良くし、身体が温まることで身体の機能が働きやすい状態になるからです。
副作用、好転反応は?
白湯を飲み始めたばかりの時は眠気を感じたり、身体がだるくなったりという症状を感じる人もいるようです。
それは身体が白湯の効果で毒素を出そうとする時に起きる好転反応なので、心配しなくても大丈夫です。
1週間くらい経ってもダルさがなくならない人は白湯を飲むのをいったん辞めて様子を見てくださいね!
白湯の飲み方
いつ飲んだらいい?
白湯は1日のうちいつ飲んでも身体にいいですが、朝飲むのが一番オススメです。
朝が一番オススメの理由は、白湯を飲むことで寝ている間に下がった体温と胃腸が温まり、全身が目覚めるからです!
代謝も良くなり1日の消費カロリーにも影響するので、ダイエット的にも朝一番の白湯がおすすめ。
朝なら30分早起きすることで、白湯を作る時間も確保しやすいです。
どのくらい飲んだらいい?
白湯は大量に飲めば良いということはありません。1回に飲む量は100〜150ml程度で十分です。
少量でもゆっくりと飲むことで十分に身体を温めることができます。
1日に飲む量は700〜800mlが目安。飲みすぎると必要な栄養まで身体から出てしまうので注意。
1日の水分補給の目安の2リットルに足りない分は、麦茶や水など他のもので補いましょう〜
どんな風に飲んだらいい?
白湯は熱いうちに飲むことが肝心。冷めたものだと身体を温める効果がなくなってしまいます。
沸騰させたものをコップに移したら、冷める前の熱い状態をフーフー言いながら飲みます。
一度にゴクゴク飲んでしまうと、それだけからだに負担がかかってしまいます。コップ一杯を10分ほどで飲むイメージでゆっくりと飲みましょう。
参考:朝の一杯 白湯を飲むだけ健康法
温め直しはしない方がいいですが、作ってすぐに飲めない時は保温ポットや水筒での保存はOK。
わたしはいつも朝起きた時にすごく喉が乾いていて、
と思って、氷を入れて飲んだり水で割ったりしていたのですが、それだとせっかく沸かして取り除いた不純物が入ってしまうのでダメなんだそうです・・・
朝一番で喉が乾いている時はいったん口をゆすぐか、夜寝る前の水分補給で白湯を飲むと喉が乾きにくくなって良いみたいです。
体質によってオススメの温度が違う
アーユルヴェーダの観点から、体質によっても白湯を飲むオススメの温度が違うそうです。
簡単な特徴は上の画像の通りですが、「朝の一杯 白湯を飲むだけ健康法
白湯を飲む時の注意点
白湯を飲む時は下記のことに注意してください。美味しく安全な白湯生活を!
- 下痢の人は飲まない
- 飲むのは1日最大1リットル程度まで
- 熱々を飲むのでやけどに注意
白湯の作り方
はい、完全に飲み方を間違ってわたしは毎日ただのお湯を飲んでいたので正しい白湯の飲み方を見ていきましょう!
基本の作り方
- 飲用できる水をやかんか鍋に入れて強火で沸かす。換気扇も回す(風の要素を入れるため)
- 沸騰したらフツフツした状態になるよう火を少し弱める
- 10〜15分沸かし続ける
- 飲める程度まで冷ます(50〜60度程度)
- すぐに飲まない場合は保温ポットや水筒で保存する
白湯の基本は「純粋な水」を沸騰させるですが、ミネラルウォーターを使う必要はありません。
水道水も15分沸騰させることで、余分な塩素やトリハロメタンを取り除くことができます。
沸かすのはやかんか鍋ですが、電気ケトルだと沸騰させ続けることが出来ないので、白湯を作るのには適していないんですね。
沸かす時間が短いと水に含まれる余分なものを十分に取り除けないので、10〜15分沸かし続けることが大事。
白湯のアレンジレシピ
白湯だけで飲むと美味しくないという人!飲み慣れないと味気ないし、身体に毒素が溜まっている状態だと苦味を感じるという人もいるようです・・・
そんな時はこれから紹介するアレンジレシピから試してみてください。アレンジレシピにはそれぞれ白湯の効果を高めてくれるポイントがあります!
レモン白湯で美肌効果と浄化力を高める
コップ1杯(150ml)にレモン果汁大さじ1杯、生レモンなら1cm輪切りを1~2枚入れます。
レモンにはビタミンCとクエン酸が豊富で、浄化力を高めてくれます。
レモンに含まれるエリオシトリンには強い抗酸化作用があり、中性脂肪の増加を抑える効果、血糖や血圧の上昇を抑えて血をサラサラにする効果もあるんです。
ショウガ湯で消化促進、ダイエット効果アップ
作り方は白湯を作る時に、スライスした生姜を2〜3枚一緒に入れるだけ。
生姜の入らない白湯も一緒に作りたい人は、出来上がったコップ1杯の白湯に
- スライス生姜を2〜3枚
- 生姜パウダー
- チューブの生姜
を入れる方法でも大丈夫!
食事と一緒に取ることで消化力が高まります。
塩を一つまみ入れてデトックス効果を高める
基本の作り方で作った白湯に塩を一つまみ入れるだけの簡単アレンジ。入れる塩はミネラルを多く含む天然塩を使ってみてください。
オススメの天然塩は本島彩帆里さんと森拓郎さんも勧められていた「ぬちまーす」です。
ミネラルが豊富で、特にダイエットではサプリで補うほど大切なマグネシウムが豊富に入っています。
彩帆里さんのブログ:お塩で綺麗になる。
味はほとんど変わりませんが、舌触りが少しまろやかになる気がします。
大麦湯で便秘解消、血液サラサラ
麦茶の原料となる大麦を入れて沸かすアレンジ。
作り方は白湯を作る時、一緒に丸麦またはハトムギを一握り入れて沸かすだけなのでこれまた簡単。
我が家ではたまに麦ごはんをするので、その麦を一緒に入れて沸かします。ほんのり麦茶に似た香りがして、ほっこりします。
利尿作用が高いので睡眠の妨げを防ぐため、夜18時以降はこのアレンジで飲まないようにしてくださいね。
白湯を飲み始めて2週間で感じた効果
2018年10月10日追記
わたしが感じた効果は、
- 本当に毎日便が出るようになった(前は2〜3日に1回)
- 宅トレをするとすぐ熱くなる(身体が温まりやすくなった?)
です。
もともと便秘とは感じてなかったんですが、毎日出るようになったのはちょっと驚きました。
自分のペースは2〜3日に1回なのかなぁと思っていたので!
さらに筋トレでも有酸素でも、トレーニングを始めると身体がポカポカするようになりました。
毎朝一番最初に温かい白湯を飲むようになって体温が上がったからかな?
便通に関しては1日の水分摂取も少なめだったので、その効果もあると思います。
ダイエットのために白湯を取り入れよう
なぜ白湯がダイエットに良いと言われているのか?ということで調べてみました。
そして今までわたしが白湯ダイエットと思ってしていたのは完全に間違いだったということもわかりました。
これからは正しい方法で白湯を取り入れていきます。また継続してみて効果を実感したら追記したいと思います。
ぜひ皆さんもわたしのような間違いを起こさず、正しく白湯を取り入れてダイエット頑張りましょう〜