みなさん、普段本を読む時はカバーを外しますか?
わたしは最近までカバーをはずすという考えがなく、むしろカバーを汚さないようにブックカバーをつけるくらい大事に大事にしてました。
し・か・し!
子どもが生まれ、我が家の本事情は大きく変わりました。
本棚から本は勝手に出される。
カバーもガンガン外される。
袋に入れて家中持ち歩かれる。
わたしのお気に入りはどこに行ったのかしら・・・?
だけどそのお陰で見つけることが出来た「秘密の宝モノ」があるのでご紹介します!
カバーを外すとそこには全く違うデザイン
カバーを外してみるとそこには今まで気づかなかったお宝がありました!
カバーを外すと、表のカバーとは全く違うデザインがあったんです。
どんな感じかイメージできますか?(わたしは見るまで想像もしていませんでした・・・)
我が家のお気に入りの「お宝」をちょこっと紹介します。
全部載せちゃうとネタバレでつまらないと思うので、写真の左側がカバーを外したデザイン、右側がカバーデザインで撮ってみました。
自分でカバーの裏が素敵な本を見つけたい人は、この先ネタバレ的な感じがあるのでご注意ください!
高山ふとんシネマ
このあやふやな世界を生きてゆくのだ。大好きな人の声を、忘れたくない風景を、何度も脳に刻み、体にしみこませる。ふとんの中から紡ぐ36編。
本のカバーの裏を見て、デザインが違うことに初めて気づいた本です。
36編の目次と、それに登場する作品が「日常⇔非日常」「聖⇔俗」で分類されています。
これに気づいてもう一度読み直したくなる、本の中身とも関係のある素敵なデザインです。
かきかけとけしいん
【いの少年の一日】
[AM 7:00]ゴミ出し
[AM 9:00]手紙を出しに
[AM 10:00]水やり
[PM 3:00]せんたく
[PM 5:00]おつかい
我が家の本でカバーの中デザイン最高峰です。
もともと大好きな漫画なので、ますます愛着が湧きました。
くー、何度読んでもやっぱり大好き。
働かない人
「働く」とはどういうことか?
今、それぞれの現場で輝く10人の言葉から、「働く」ことを考える1冊。右肩上がりの成長が終わった日本、新しい働き方の形が模索されている今、きらりと輝く仕事をしている人たちがいます。
もともとのカバーはかなりシンプルなデザインですが、そこに潜む鮮やかなグリーン。
ちょっと意外性があるのがいい。
おわりに
最初子どもが本にいたずらした時はちょっとイラッとしました(今でもイライラしちゃうことはありますが・・・)。
でもそのおかげでこんな新しい本の魅力を見つけることが出来たので、得したなって思います。
結果として大好きだった本をもっと好きになれたし。
ぜひ自分の家にある本のカバーを外してみて、素敵なものがあったら教えてください〜
では、また!
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