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転勤族の子供が転校生活の中で辛かったこと、自分の性格に影響があったと思うこと

転勤族の子どもが辛かったこと
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父親が転勤のある仕事で、わたしは小学校3つ中学校3つに通いました。

現在夫も転勤があるので「転勤族」ということについて、いろいろと考えることが多いです。

というわけで、自分が子供の頃に転勤に関して嫌だったことと、性格や考え方に影響を与えているなと思うことを書いてみたいと思います。

自分で言うのもなんですが、わたしの今の性格は転勤族の子供として転校を多く経験したことが影響しているなと思う部分が多いです。

自分が親の立場になって仕方なかったと理解できることでも、子供のときにはすごく辛かったことがありました。

今でこそ冷静に考えられますが、当時は必死でした。

転校で一番イヤだったことは体操服などの学用品が他の子と違ったこと

わたしが初めて転校したのは小学校3年生のときでした。

親から転校すると聞かされたときは、新しい小学校での生活は想像もつかず「転校することが嫌」ということはなく、「(前の学校の)友達と遊べなくなるのが嫌」という気持ちでした。

新しい学校では転校生ということで同級生も先生も気を使ってくれて、すぐに慣れることができて友だちもできたのですが・・・

どうしても嫌だったのが体育の時間です。嫌だった理由は簡単。「体操服が他の子達と違うから」でした。

ただでさえ出来上がっている人間関係に入ってストレスを感じているのに、他の子達と違う体操服が「自分はよそ者」という感覚を強くしていたんだと思います。

体操服が違うということで、自分はいつまでも「転校生」のままだったんです・・・

早く新しい学校の仲間になりたいと思っているのに、みんなと違う体操服がよそ者だと目に見える形になっているようでした。

小学3年生くらいだとシンプルに思ったことを口にするので、「なんで体操服(お習字セット、絵の具セット)違うの?」と友達に聞かれて毎回答えるのも嫌でした。

体育は他クラスと合同のことがあったので、他のクラスの子にジロジロ見られるのも本当に嫌で嫌で、合同体育がある日は休みたいと思ったこともあります。


いま自分が親の立場になってみると、学用品の購入は負担が大きく、小学校3つと中学校3つ通いながら全て購入し直すのは厳しかったと理解できます。

親にこの辛いということを伝えたかは覚えていませんが、中学のときは制服もジャージも買い替えてもらっていたのでありがたかったです。

性格や考え方で「転勤」から影響を受けていると思うこと

転校生として生活していくために自分の性格を変えていった部分、住む地域が変わることで自分に根付いていった考え方があります。

自分は人と話すのが好きでコミュ力が高いと勘違いしていた

最近気づいたのですが、わたしは内弁慶な性格で初対面の人と話すのが非常に苦手です。

でも転校生をやっていたおかげで、「自分はコミュニケーション能力が高く、すぐに友達を作れる」と思い込んで30歳近くまで生きてきました。

コミュ力高いは勘違い・・・!?

いまは人と関係を作るのはすごく怖くて、そういう機会の前はいつも胃が痛くなって「やっぱり行くの辞めようかな」と直前までうじうじしてしまいます。

これは転校生をしていたことが理由で怖くなったのか、もともとそうだったけど転校で感覚がマヒしていて人間関係が得意だと勘違いしていたのかはわかりません!

なんでも諦めるのが早くなった

本来の性格かもしれないので100%が転勤族だったための影響だと言い切れませんが、「人間関係も、通う学校(仕事)も、期間限定のものだから」と諦める、見切りをつけるのが早いです。

どこか1つのところに長くいるというビジョンが全く持てません。

だからこそ、「1つの土地に長く住む」ということに強い憧れが・・・!

その土地のことなんでも知ってる、遊べる場所は任せておいて!行きつけのお店があるよ!みたいのがホントにホントに羨ましいし、尊敬しています。

人生のうちでいつかそういう場所ができるのが夢だし、でも転勤族だからできないのではなく、自分のフットワークの軽さや人との接し方にもよるんだろうなとわかってもいます。

子供には「地元」と呼べる場所を作りたい

自分が「地元がない」ということにコンプレックスを持っているので、子供たちにはそうなってほしくないという焦りがあります。

だから夫が転勤族でも、いつかは必ず定住したい。できたら子どもが小学校に上がるときまでに・・・

いま夫が勤めている会社は定年まで転勤があるので、

じゃあいつかは家族がバラバラに暮らすしかないの?!夫が転職・・・?

という不安もあります。

最近はこのことばっかり考えていて、でも解決方法は考えつかず、次の転勤で今後の方向性が決まるなぁなんて思っています。

中学の転校ではグループに入れず不登校になった

転校生は良くも悪くも注目が集まるので、小学校まではすぐに友達ができました。

自分がなにかしなくても、基本的には相手から話しかけてきてくれるという幸せな状態でした。

学校ごとのルールや雰囲気が違って戸惑うことはあったものの、友達との関係は楽しく、イコール学校生活も楽しかった。

しかし中学生で転校した先の学校で初めて、「注目はされてジロジロ遠巻きに見られるけど、話しかけられないし、こちらから話しかけても必要最低限しか会話してもらえない」ということが起きました。

さらに荒れている学校だったので、転校生として目立ったことでちょっと不良っぽい子達にだけは毎日絡まれるという日々。

高校受験の前でストレスも多い時期だったので、

  • 友達ができない
  • 怖い子達に絡まれる
  • 授業も習っていない単元がテストに出る
  • 高校の情報がわからない地域で受験校を決めなくてはいけない

などが重なり、転校1ヶ月ほどで疲れ切って

もう学校に行きたくない・・・

と不登校となってしまいました。

いじめにあっていたとかではないので、その後は優しいクラスメイトのおかげで学校に行くことができましたが「コミュ力が高い」とおごり高ぶっていた自分にはショックでしたね;;

転校は子供の人生を変えるということを改めて考えたい

転勤族の子供としての生活は、もちろん嫌なことばかりではありませんでした。

でも自分が親になって、子供を連れて転勤するかもしれないと考えると不安に感じることの方が多いです。

もしかしたら子供たちはうまく転校生の生活を楽しめるかもしれないし、いろんな場所で暮らしていくことが合うかもしれない。

やってみないとわからないのですが、素直な今の気持ちを書いてみました。

まとまりも結論もない記事を読んでくれてありがとうございました!

ABOUT ME
ゆうちき
2児の育児をしながら『大変なことも楽しく』をコンセプトにブログ運営中。好きなモノはコーヒー牛乳とK-POP。

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