先日ダイエット検定の2級を受験してきました!
と言わず、ちょっと聞いてください!
最初はモチベーションを保つためにやってみようかなぁ・・・って感じで始めたダイエット検定の勉強ですが、これがかなり基礎的なところがわかってないというチェックになるんです。
ダイエットをしていると、「筋トレをした方がいい」「有酸素運動が大事」「食事制限」「酵素」「骨盤」などいろいろな情報が入ってきて、何が正しい情報なのかわからなくなりませんか?
わたしも今までダイエット関係の書籍を20冊以上読んでて、
ってなっちゃっていました。
それがダイエット検定で学べる基礎の知識があると、自分である程度判断できるようになるんです。
今回はBMIとLBM(除脂肪体重)から出す目標体重を例にダイエット検定の勉強の中で学んだことをご紹介したいと思います。
BMIだけでは肥満の判断ができない?
BMI(Body Mass Index)は身長と体重から計算して求める、肥満度を示す指数として世界的に使われています。
計算方法は下記です。
体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
表で見るとこの様になり、
- 18.5以下(黄色)が痩せすぎ
- 18.5〜22まで(白)が標準
- 22以上(赤)が肥満
となります。
このBMIはダイエットを始めると結構知っている人が多いと思いのではないでしょうか?
しかしこのBMIは身長と体重のみを使って出す値なので、筋肉の重さも脂肪の重さも同じ扱いとなってしまうんです!
つまりBMIが同じでも、引き締まって痩せて見える人と脂肪でたるんで太って見える人が出てくるということです。
ではLBM(Lean Body Mass)=除脂肪体重はどうでしょうか?
身体を構成する体脂肪を除いた筋肉・骨・内蔵や水分などの総量を、除脂肪体重=LBM(Lean Body Mass)といいます。
出典:ダイエット検定2級テキスト
文字通り全体重から脂肪分を除いた体重なんですが、LBMを使って目標体重を出すことが出来るんです‼
LBMを使って出した目標体重は体脂肪の値から計算するのでBMIを使って算出したものとはちょっと違います。
BMIから出した体重とLBMを使った目標体重の違い
例えばBMIの標準値は18.5〜22と言われていて、18.5を切ると痩せすぎとなります。BMI標準値の中の一番少ない18.5で目標体重を計算してみます。
わたしの場合は身長156cm、体重52kg、体脂肪29.5なので、
BMIから算出した目標体重
1.56(m)×1.56(m)×18.5=45(kg)
となります。ではLBMから計算してみます。
体脂肪の女性平均は30歳未満で17〜24%とされています💡なので、目標は高く17%を目指します・・・
現LBM=体重−(体重×体脂肪率(少数))
LBMから出す目標体重:(現LBM)÷(1−目標体脂肪率(少数))
となります。
これを使ってわたしの目標体重を出すと
LBM(除脂肪体重)を使って出した目標体重
現LBM=52kg−(52×0.295)=36.66
LBMから出す目標体重:36,66÷(1-0.17)=44.2(kg)
となります!
現在の体脂肪が高いのでBMIで計算したよりも若干値が少なくでますね;;
体重で見るとこの様になりますが、実際の目標は体脂肪を17%にすることなのであくまで体重は目安の数値です。
ダイエット検定の知識はあなどれない
今回はダイエット中よくみるBMIを例に出してみましたが、他にも「セットポイントの考え方」や「同じ芋類のカロリーの違いは?」「GI値の考え方」といったことまで基礎的な情報を学ぶことが出来ます。
ダイエッターの皆様には「そんなの当たり前じゃん」と思うこともあるかと思いますが、半年間産後ダイエットをしてきたわたしは「え、そうなの!?」ということが色々あったのでオススメしたいです。
すっかり報告が遅くなりましたが、無事にダイエット検定2級は合格して生活アドバイザーとなりました!