先日普段使わないパソコンから楽天を利用し「あれ、楽天のログインってどこからやるのだっけな?」と探してみたのですがなかなか見つかりません。
日ごろAmazonを利用するクセで一番上のメニューを探してしまっていて、右メニューに有るログインを見つけられませんでした。
そんなこんなでログインができないので、「そっか、検索で楽天のログインを探せばいいんだ」とBing経由で「楽天 ログイン」というキーワードで検索してみたのです。
その時の検索結果が恐ろしいものだったのでここで共有したいと思います。
【Bing】とは
Bing(ビング)は、Microsoft が提供する検索エンジンである。「意思決定エンジン」というコンセプトを掲げ、他の検索エンジンとの差別化を図っている。引用元:ウィキペディア
Bingでの「楽天 ログイン」検索の広告枠は楽天以外のサイトが満載
わたしは普段Google検索を使っていますが、今回はたまたま普段使わないPCでIE(インターネットエクスプローラー)を使って検索をしました。
するとIEの初期設定の検索エンジンはマクロソフトが提供するBingだったんですね。
IEは通常Windowsのパソコンで初期設定されている検索エンジンなので利用している人も多いかと思います。(よくわからない人はインターネットの検索ページのロゴを見てみて下さい。「b」となっていたらそれはBingです。「Google」なら「Google」ですね。)
さてそのBingでの「楽天 ログイン」というキーワードでの検索結果がこちらです。
このように一覧結果がでます。
その中で要注意なのが「楽天 ログイン に関連した広告」という赤枠で囲んだ部分です。
この枠は広告なので実際には楽天とは関係がなかったとしてもお金を出せば購入できる枠となっています。
そのため検索結果の上位に表示されるにも関わらず、「楽天」のオフィシャルサイトが表示されるとは限らないのです。
実際この画像では赤枠で囲んだ検索上位枠の一番上以外はすべて楽天以外のサイトとなっています(主に楽天に関するアフィリエイトサイトでした)。
右カラムに出ている赤枠の広告枠は全て楽天以外のサイトです!
そのログイン待った!本当にそこは楽天のサイトですか?
さらに怖いのが楽天のサイトデザインを真似てデザインされたサイトがこの広告に紛れ込んでいることです。
わたしが「楽天 ログイン」で検索した際に表示されたサイトはまるで楽天ショッピングのサイトのように作られていて、ログインページに誘導されたにも関わらず全くの偽物サイトでした!
なんかログインページのデザインが全く違う!(なんかダサいし、不審な「楽天カードはとってもオトク!」とか書いてる)
楽天公式サイトを真似たデザインでログインさせ、ログイン情報や最悪の場合クレジットカードの情報を抜き取る悪質なサイトがあるのです。(記事にしようと改めて検索した際にはそのサイトは検索に表示されなくなっていました)。
普段から楽天ショッピングを利用している人なら気づけるかもしれませんが、「楽天」のロゴの付いた画像が使用されていたらオフィシャルサイトと勘違いしてしまう人もいるのではないかと思います。
そんな時に確認したいのはURLです。
楽天の公式URLは「http://www.rakuten.co.jp/」ですが、偽物サイトはこれ以外のURLとなっています。
わたしが見た偽物サイトは「shoji◯◯.net」のような人の名前の入った全く関係ないURLだったので偽物だと気づくことが出来ました。
まとめ
普段からサイトにログインするたびにいちいちURLを確認するなんてことはめんどうくさいと思いますが、「なんか変だな?」と思った時、こういった偽物サイトがあるということを知っているとトラブルに巻き込まれる可能性が低くなるかもしれません。
ぜひ楽天以外でも、ネットショッピングなどを利用する時は「検索結果の上にあるからといって、正しいサイトとは限らない」ということを頭の片隅に置いておいてもらえるといいのかなと思います。
ちなみに、楽天の正しいログインページはこちらとなっています。
楽天公式サイト
http://www.rakuten.co.jp/myrakuten/login.html
トップページでは右メニューからログインが出来ます。
ネットショッピングで便利になりましたが、こういった危険もあるので気をつけていきましょう!
では、また。