以前子育てするなら水戸においで〜という記事に、水戸に来て子育てがなんだか楽しくなった気がすると書きましたが、その理由はこうでなきゃいけないという「お母さん像」を押し付けられないところにもあるなと思ったので書いてみたいと思います。
水戸初日に見た衝撃の現場
引っ越して来た初日に市役所に手続きのために行ったんですよ。
それで子ども課に行くと子どもを遊ばせておくスペース、・・・・を飛び出して裸足のまま廊下を走り回る2歳くらいの子どもたち。
そしてそれを一切気にせず手続きをしている市役所職員さんとお母さんたち。
・・・金髪のお母さんと赤メッシュのお母さん。
今では別にそれが水戸ではそんなに珍しい風景でもないことがわかりましたが、その時は今まで見てきた周りのお母さんたちと違いすぎて、かなりの衝撃で・・・
周りの人たちも走り回る子どもや、ちょっとくらい騒いでるくらいのことに寛大な気がします。
今まで千葉ではなんとなくテンプレートなお母さんが多かったんですよ。小綺麗な格好をしていて、外では周りに迷惑かけないように細心の注意を払っていて、子どもたちにもおしゃれさせて・・・
良く言うときちんとしてる、悪く言うと周りを気にし過ぎな感じというか。
自分もそういう感じでした。
自分自身も「母親はこうしなくちゃ」というのを意識しすぎていたんだと思います。
キラキラしなくてもいいんだ!という解放感
水戸に来てから周りのお母さんたちを見ても、最近の「素敵ママ」のテンプレートみたいな人たちがほとんどいないんですよね。
具体的な雑誌に載ってるような素敵ママテンプレートは、
- ママでもおしゃれで
- スタイルも良くて
- 毎日お化粧もちゃんとしてて
- ファッションはシンプルだけど洗練されてて
- 最近のトレンドも取り入れてて
- 家事も仕事もばっちり両立してて
- ママ友と定期的にママ友会でおしゃれなカフェでランチしてて
- もちろんパパとも信頼関係築けてて
- ママ雑誌でスナップ撮られたことなんかもあって
- 子どもの成長をきちんと記録してて
- instagramやってて
- Facebookに定期的に最近の自分や子どもの様子をアップしてて
って感じでしょうか。
私の持ってる「素敵ママ」のイメージを集結させた感じなので、これ全部叶えてたら最強すぎますが。
最近のママという言葉自体がちょっとキラキラし過ぎだなと私が勝手に負担に思っているからかもしれません。
これは木下優樹菜ちゃんとか辻ちゃん等を代表する、芸能人たちが子どもを産んで「ママタレント」と呼ばれる人が増えてきて、「ママになっても綺麗!」とか「ママになってもスタイルキープ」とかをテレビや雑誌で目にしすぎているからかも知れない。
そしてなんとなく千葉にしろ東京にしろ、首都圏のママたちの標準はそういう素敵なママな気がしている。
みんな違ってみんな良いじゃないか
最近は水戸でいろいろなお母さん達を見て、変に力まなくなって気持ちが楽になりました。
週末のドンキホーテには子ども4人連れた肝ったま母さんから、ネイルつけまメイクばっちりのモデルみたいな若いママまでピンきりです。
そして母親がミニスカート着てようが、ネイルしてようが、髪をド派手に染めてようが、周りもそんなに気にしていない感じがするんです。
髪だってどんな色に染めてもいいし、ジェルネイルしたっていいし、子どもを預けて友達と遊びに行くのだっていいじゃないか。
「母親だからこうしなきゃいけない」なんてのはない。もちろん今も素敵ママに憧れる気持ちはある。
でも近所のスーパーだったら化粧しないで出かけたっていいし、ファストフード店だって行くし、子どものことだって「こうじゃなきゃいけない」なんてのはないんだなと考えるようになりました。
自分が今まで「母親なんだから」というところに自意識過剰過ぎたのかもしれないけど、それでも最近楽しい理由はそれもあるなぁと思ったので書いてみました!
では、また!